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日本人の好きなワイン 第9回 甲州

日本人の好きなワイン 第9回 甲州

日本の食卓や外食シーンに、いまや欠かせない存在となった日本ワイン。
その中でも「甲州」は、控えめで清らかな香りと、料理をそっと引き立てるやさしい酸が、多くの日本人に自然と受け入れられてきました。
和食との相性の良さはもちろん、近年はスパークリングや樽仕立てなど多彩なスタイルが登場し、幅広い場面で“選ばれる理由”が増えています。
今回は、そんな甲州の魅力と人気の背景を、味わい・文化・歴史の視点から紐解き、提供のヒントへとつなげていきます。

甲州とは?

日本固有のブドウ品種で主に山梨県で栽培されています。生食用も兼ねており、白ブドウながら美しい赤紫の果皮が特徴です。
香りは穏やかで柚子やスダチといった和柑橘の香りも感じられます。
穏やかながらフレッシュな酸味があり、後味に若干の苦みもあります。

甲州の歴史

甲州ブドウは約1300年前、東西交易とともにシルクロードを経て日本に上陸したと言われています。
国内における起源には諸説あり、高僧行基が修行中に発見したとする説や雨宮勘解由が自生の山ぶどうと異なるつる植物を発見し、持ち帰って植えたところ、結実した種が甲州ブドウであったという説があります。

「甲州」という名前は、山梨県の旧国名である「甲斐国」の別称に由来しており、山梨県で古くから栽培されてきた歴史を物語っています。
江戸時代になると主に生食用の高級ブドウとして栽培され、多くの人々に親しまれていました。その後、明治時代になると、ワイン醸造用としても甲州ブドウの特性が注目されるようになり、日本のワイン文化を築く中心的な存在となりました。
以前は軽めの白ワインという印象が強かった甲州ワインですが、近年では、栽培技術や醸造方法も進化し、樽熟成を施したものやオレンジワインなど様々なスタイルの甲州ワインが生み出されています。

甲州ブドウ

甲州ブドウのルーツ

甲州ブドウは1300年前にシルクロードを経て日本に上陸したと言われていますが、2013年に甲州ブドウの詳細なDNA解析が行われ、その結果ヨーロッパ系品種のヴィティス・ヴィニフェラ種と中国の野生種の交雑であることが判明しました。

2010年 OIV品種登録

日本の品種としては初めて、国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に品種登録されました。
これにより、ラベルに「KOSHU」と記載してヨーロッパへ輸出することが可能になりました。
現在では国内外の数々のコンクールで受賞し、その実力が世界にも認知されつつあります。

日本のあわ甲州&シャルドネ
日本のあわ甲州&シャルドネ

日本のあわ甲州&シャルドネ

¥1,666

日本のブドウをバランス良くブレンドした、爽やかでふくよかな味わい。しっかりとしたきめ細やかな心地よい泡立ちも魅力です。

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サントリーフロムファーム日本の白甲州
サントリーフロムファーム日本の白甲州

サントリーフロムファーム日本の白甲州

¥1,849

千年以上の栽培の歴史を持つとされる日本固有の白ワイン用品種を使用。優しく繊細な味わいと、甲州らしい爽やかな酸味が特徴です。

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シャトーマルス甲州オランジュグリ
シャトーマルス甲州オランジュグリ

シャトーマルス甲州オランジュグリ

¥1,499

ほんのりオレンジ色がかった、希少なオレンジワイン。すっきりとした果実の甘味とほろ苦い味わいが複雑に絡む1本です。

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