今月の逸品 - その魅力の根源を探る キリンジャパニーズウイスキー 富士

人々の文化と共に歩んできた酒。人々が試行錯誤して完成されたその味わいには興味深い歴史や秘話が隠されています。
普段何気なく取り扱っているお酒の、積み重ねてきた歴史を知れば、お客様へのアプローチも多様になってくるのではないでしょうか。
ぜひ、知識を深めてよりよいオペレーションにお役立てください。
What is FUJI?
富士山のふもとで、 多彩な原酒を造り分ける「富士」
静岡県御殿場市、富士山のふもとに位置する富士御殿場蒸溜所。1973年の操業開始以来、世界のウイスキー造りの技術を取り入れながら、キリン独自の技術を磨き、多彩な原酒を生み出してきました。富士山の伏流水と冷涼な気候に恵まれた環境も、原酒を育む大切な要素です。
2020年には、蒸溜所のフラッグシップブランドとして「富士」が誕生。シングルモルト、シングルグレーン、ブレンデッドという3つのスタイルで、富士御殿場蒸溜所ならではの味わいを楽しめるブランドへと展開しています。富士の自然と受け継がれる匠の技が生み出す「美しいウイスキー」は、世界的に権威のある品評会でも高く評価されています。
What is attractive points?
富士の自然が生む、清らかな味わい
ウイスキー造りに使用するのは、富士山に降った雨や雪解け水が約50年の歳月をかけて大地で磨かれた伏流水。さらに、冷涼な気候や年間を通じて発生する霧、富士山麓の森林に囲まれた環境が、原酒を育む舞台となっています。すべての工程を富士で過ごし、完璧なウイスキーを目指して造られているのです。
ひとつの蒸溜所から生まれる、3つの「富士」
富士御殿場蒸溜所の大きな特徴は、モルトだけでなく多彩なグレーン原酒も自ら造っていること。異なるタイプの原酒を造り分けることで、フルーティーで華やかな香味から、複雑で芳醇な味わいまで幅広い表現を可能にしています。
「富士」の名を映すボトルデザイン
ボトルには、富士山をモチーフにしたシンプルで洗練されたデザインを採用。透明感のあるボトルとラベルに描かれた富士山が、ブランドの目指す「美しい」味わいを視覚的にも表現しています。バックバーでも日本らしさを感じさせる存在感があります。
3タイプの飲み比べのススメ
「モルト」「グレーン」「ブレンデッド」を飲み比べれば、同じ蒸溜所から生まれる原酒の違いと、ブレンドによる味わいの変化を楽しめます。
原酒それぞれの個性の違いを感じられるよう、ストレートで香りと味わいをじっくり味わい、少量の水を加えて香りの変化を楽しむのがおすすめです。