次世代ジャパニーズウイスキーを探る。新たな個性が、日本のウイスキーを変える。

市場が求める、日本のウイスキーとは。
世界的なジャパニーズウイスキー人気を背景に、日本のウイスキー市場は大きく変化しています。これまで市場を牽引してきた有名ブランドは依然として高い人気を誇る一方で、近年は「希少性」だけではなく、「個性」や「ストーリー」に価値を見出す消費者が増えています。各地で誕生した新たな蒸溜所は、その土地の気候や風土、原料、熟成環境を活かしたウイスキー造りに挑戦しています。地域ならではの味わいや蒸溜所ごとの哲学は、飲み比べる楽しさを広げ、ウイスキーを選ぶ新たな基準となっています。飲食店においても、「ここでしか出会えない1本がある店」が選ばれる時代へ。お客様に産地や造り手の背景を伝えながら提供できるウイスキーは、付加価値の高い一杯として注目されています。
サクラオブルワリーアンドディスティラリー
瀬戸内の自然が育む、潮風香るウイスキー

瀬戸内海に面した広島県廿日市市に位置する蒸溜所。海から届く穏やかな潮風と温暖な気候を活かした熟成により、やわらかく奥行きのある味わいを生み出します。ウイスキーだけでなく、ジン造りにも定評があり、樽使いの巧みさも魅力です。
西酒造
焼酎文化から生まれた、新しいジャパニーズウイスキー

140年以上続く焼酎造りの技術を活かし、ポットスチルウイスキーやグレーンウイスキーを製造。焼酎樽熟成原酒など独自の発想を取り入れ、「HIOKI POT STILL」に代表される新しいジャパニーズウイスキーを提案しています。
嘉之助蒸溜所
"MELLOW"を追求する、鹿児島発の世界品質

東シナ海を望む吹上浜に建つ蒸溜所。「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」をコンセプトに、焼酎造りで培った蒸溜・熟成技術を応用。形状の異なる3基のポットスチルを使い分け、多彩でメローな原酒を生み出しています。
本坊酒造
本坊酒造発祥の地が育む力強い味わい

本坊酒造発祥の地・津貫に2016年開設。盆地特有の寒暖差と良質な湧水により、厚みのある原酒を育てています。歴史ある石蔵樽貯蔵庫で熟成されるウイスキーは、重厚感と豊かな香りが魅力です。
久住蒸溜所
九州・くじゅう連山の自然が育む一滴

標高の高い冷涼な環境と阿蘇・くじゅうの豊かな湧水を活かしたウイスキー造りを行う蒸溜所。自然との調和を大切にしながら、透明感のある酒質と長期熟成による繊細な味わいを目指しています。九州を代表する新たな蒸溜所として期待が高まっています。
新道蒸溜所
「独創性」を追求する、福岡発の次世代蒸溜所

2021年、福岡県朝倉市に誕生した新道蒸溜所。200年以上の酒造りの歴史を持つ株式会社篠崎が、「THE QUEST FOR THE ORIGINAL(独創性の追求)」をコンセプトに立ち上げた蒸溜所です。独自酵母による酒質設計や、多彩な樽を組み合わせた熟成など、固定概念にとらわれない挑戦を続けています。