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食あればワインあり、友あればスピリッツあり 2026年5月

食あればワインあり、友あればスピリッツあり 2026年5月

××月××日 Bollinger Blanc de Noirs1979 Vieilles Vignes Françaisesに感動

さて、何から話そうか?と考えるほど、素晴らしいワインを目の前にすることができた。“ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ”とラベルに書かれたこのワインは、ボランジェが所有するフィロキセラの被害を免れたアイ村に残る歴史的区画でとして知られるクロ・サン・ジャックとショード・テールの畑で栽培されたブドウから造られたシャンパーニュです。ブラン・ド・ノワールのキュヴェの中心的な役割を果たすピノ・ノワールは、200年もの間、当メゾンのアイデンティティを形作ってきた品種であり、この難しい古木からのシャンパーニュはその芳醇な香りと複雑さそしてバランス、ミネラル感あふれる豊かで長い余韻を醸し出すには長期熟成が必要となります。まさに、ピノ・ノワールを昇華させるキュヴェと言えます。黄金色というより琥珀色に輝くグラスを眺めながら、食事がスタートしました。
サーモンとビーツのタルタル、カツオのスモーク、ローストビーフなどが熟成したシャンパーニュを静かに見守ってくれているようでした。続いては、最近話題になっている、新潟県産アルバリーニョ。キスのフリットに合わせて新鮮さが鮮やかで、魚料理にはぴったりのワインでした。口中をリフレッシュさせ、カリフォルニア州ソノマ郡からのこれも珍しいワインが登場した。ソノマ郡の北部ガイザーヴィルはジンファンデルの故郷でもあります。リッジワイナリーはサンフランシスコの近くにありますが、このソノマ郡にジンファンデルの古い畑を所有していることでも知られています。Ridge Geyserville2006、20年の熟成によって、ジンファンデルの力強さや果実味が抑えられ、エレガントでスムーズな味わい、マグレカナール・ソースベリグー・フォア・ド・カナール添えというオーセンティックなフランス料理に何とも調和したことか!そして熟成したワインの醍醐味を堪能した。

××月××日	Bollinger Blanc de Noirs1979 Vieilles Vignes Françaisesに感動

××月××日 フランスからの友人を招いて焼鳥を楽しむ

最近、海外からのお客様のリクエストに“焼鳥”が登場するようになった。“Sushi”、“Tempura”、“Ramen”は当たり前となり、美味しい焼鳥の世界まで進出してきたようだ。焼鳥屋は東京に数限りなくあり、屋台のような焼鳥屋から、ミシュランまで色々あるなかで、今回は銀座の「希鶏(Kicho)」を選んでみた。ワインのリストもきちんとあり、さすが銀座、分かりやすい場所で海外のお客様にも喜ばれそうなお店であった。お通しとしてささみの生がでてきた。フランスでは鶏肉を生で食べる風習は無く、「初めて!」と言いながらも美味しさに満足をしてくれた。色々な部位が登場した中で喜んでくれたのは“胸肉のキャビア添え”、鶏の首の部分の“せせり”にアヒージョとジェノヴェーゼをあわせたようなソースをからめていただく。そして驚いていたのが“つくねと黄卵”とワインの組み合わせでした。ワインはココファーム&ワイナリーの甲州F.O.M.。2004年から造り始めたオレンジワインである。当時はオレンジワインの名前は誰も知らない時代であった。醸造方法は非常に手間をかけている。「ブドウを除梗し、破砕をせずにゆっくり発酵させる」、「ブドウを除梗破砕しスキンコンタクトし、プレス後発酵」、「ブドウをプレスし、果汁をステンレスタンクまたは甕で醗酵」という3つの異なるプロセスのワインをブレンドしている。とても滋味深いワインと焼鳥とのマリアージュであった。さて、次々と有名となる和食、海外からのお客様に喜ばれる料理はますます増えそうです。

××月××日 フランスからの友人を招いて焼鳥を楽しむ
田辺由美 プロフィール (JSA認定 シニア・ワインアドバイザー)