その魅力の根源を探る シャルトリューズ・エリキシール

人々の文化と共に歩んできた酒。人々が試行錯誤して完成されたその味わいには興味深い歴史や秘話が隠されています。
普段何気なく取り扱っているお酒の、積み重ねてきた歴史を知れば、お客様へのアプローチも多様になってくるのではないでしょうか。
ぜひ、知識を深めてよりよいオペレーションにお役立てください。

History
1605年、当時のフランス王に仕える人物が錬金術師から貰ったという原稿(レシピ)をある修道士が譲り受けます。
書かれていた内容は非常に難解であったため、18世紀初めにシャルトリューズ修道院へ送られました。
そして修道士たちによって研究が進められ、ついに1737年、原料である130種類以上のハーブや植物の名称、配合レシピや製造方法が明らかになりました。ここまでたどり着くのに130年以上もの歳月を経てようやく1764年に製品化されたのが、「シャルトリューズ・エリキシール」でした。
当時は嗜好品としてだけではなく不老不死の妙薬として扱われ、特に1832年、コレラが猛威を振るっていた時は、治療用として重宝されました。
門外不出のレシピでしたがフランス革命が起きた1789年以降、聖職者の国外追放令や政府の介入によって修道院から解放されてしまった歴史も。
しかし幸いにも理解ある人々によって口外されることなく無事に修道院へ返却され、また再び修道士による「秘伝のレシピ」の伝承が続くことになりました。1764年には度数を55度に調整された「ヴェール」、1840年には甘さを特徴とした「ジョーヌ」が誕生しシャルトリューズ特有の非常に複雑な香りと味わいは、食後酒としてだけでなくカクテルとしても優秀で、プロフェッショナルには欠かせないアイテムとして世界中で認知されています。
こうして400年以上受け継がれてきた「シャルトリューズ」は現在では3人の修道士のみがそのレシピを引継ぎ、厳格に守り続けています。
What Is Chartreuse?
スイスとイタリアにほど近い、フランス南東部のイゼール県にある都市グルノーブル。その北部に位置するシャルトルーズの山々は、冬には厚い雪で覆われます。
その麓、山々に囲まれたラ・グランド・シャルトリューズ修道院で1605年から受け継がれる伝統的リキュールがシャルトリューズです。
約130種類ものハーブや植物を原料として造られ、秘伝レシピの伝承は幾たびの戦争や災難を乗り越え、今もなお修道士たちによって大切に守られています。

How to drink?
エリキシールは、130種類の薬草が高濃度で配合されているため 非常に作用が強いので少量ずつ(数滴程度で)ご使用ください。
- ティースプーン1杯をそのまま純粋に
- 温かいお湯にレモンと蜂蜜を加えたものに入れて
- ハーブティーに入れて
- 角砂糖に数滴落として
- カクテルの風味を強める「ビター」として
健康にうれしい効果をもたらすといわれています!
- 疲労、気分不良、体調不良の際に
- 消化を良くしたいときに
- 体調を整えて元気を取り戻したいときに
※品質を保つため、使用後は光を避けるために 専用のケースに入れて保管してください。