進化から深化へ チリワイン品質革命のいま

そのコストパフォーマンスの良さから人気を集めるチリワイン。
近年では「安定したコスパワイン」という枠を超え、産地の多様化とプレミアム化によって新たな段階に進みつつあります。
特に冷涼産地でのシャルドネやソーヴィニヨンブラン、高標高エリアのカベルネソーヴィニヨンなど
テロワールの個性を前面に出したスタイルが国際的な評価を集めています。
なぜ今チリワインなのか?
品質の向上
かつての「安旨ワイン」のイメージから、冷涼産地の白や、標高の高い産地の赤、自然派・サステナブル栽培など、スタイルの幅が急速に広がっているのが近年の特徴です。味わいはクリーンでバランスが良く、和食・居酒屋・洋食まで幅広い業態にフィット。“コスパ重視のハウスワイン”だけでなく、“一段上のグラスワインラインナップ”としても使える選択肢が増えています。
価格高騰時代における安定した仕入れメリット
円安やヨーロッパ産ワインの相次ぐ価格改定で、ワインを扱うお店にとっては値上がりへの対応が最大の課題。
そんな中でもチリは為替の影響が比較的穏やかです。また、供給量も安定しているので繁忙期に品切れ、という事態も回避することができます。

チリの主要産地
チリは南アメリカ大陸の左側に位置し、南北に細長い地形をしています。
ブドウの栽培地は南緯27度から39度までの約1,400kmにもわたって広がっています。
大きく分けると北部のコキンボ、中央部のアコンカグアとセントラル・ヴァレー、南部のスールに分けられます。

チリのワイン法
チリワインが国際的に評価を高めてきたことにともない、1995年に新しい原産地呼称法が施行されました。この法律によって定められた地域で収穫され、同法に定められた品種で造るワインは原産地呼称ワインとして、「D.O.セントラルヴァレー」のように呼びます。
